★この記事は2019年6月に更新しています★
あかちゃんが生まれる前にIKEAのベビーベッドを購入しました。
IKEAのベビーベッド ”SUNDVIK“ を使ってみて思ったことを綴ります。

目次 Contents
ベビーベッドは必要か?
まず悩んだのは「そもそもベビーベッドは必要か?」ということ。
ネットで検索してみると賛否両論。
正解のない問題なので参考程度に「いる派」「いらない派」の
いろんな意見を読ませてもらいました。
一番不安だったことは「あかちゃんがベッドで寝てくれるか?」
せっかく用意してもベッドで寝てくれなければ意味がありません。
「いらない派」の意見に「赤ちゃんがベビーベッドで寝てくれない」
という書き込みがたくさんありました。
でもこればかりは実際に寝かせてみなければわかりません。
「寝てくれる!」と信じるしかありません。
夫婦はセミダブルのベッドを使用しているので
あかちゃんと一緒に3人で寝る余裕は無く、
あかちゃんだけを床に布団を敷いて寝かすことは
誤って踏んでしまう危険やほこりのことを考えて却下しました。
そんなこんなで「ベッドは必要」と判断し購入を決意しました。
IKEAのベビーベッドを選んだ理由は…
いろんなベビーベッドがある中でIKEAの商品を選択したのは
デザインを重視したからです。
シンプルなデザインのベビーベッドは他にもありますが、
価格を考えると IKEAの商品が手頃でよかったです。

IKEAのベビーベッドを利用するにあたって考えたこと
デザイン重視ではあったものの、使い勝手に関する不安はありました。
•ベッドのサイズが日本の規格と異なること
•キャスターがないこと
•ベッド下に物を置く棚がついていないこと
などです。
•サイドの柵の上げ下ろしができないこと
柵を下ろせなければ
「あかちゃんの出し入れが辛いのでは?」と懸念しました。
この問題を解決している人はいないものかと検索すると
同じベビーベッドを使用している方のブログを発見しました。
その方は大人ベッドの横にベビーベッドをぴったり横付けして
設置していました。
その際に大人ベッドと引っ付く面の柵を取り外して使用されていました。
IKEAはこの使い方は禁止しているようで
自己責任で使用しているとのことでした。
寝返り前の限定された期間ではありますが、
自己責任であることを理解すればこの問題はクリアできることがわかりました。
•ベッドのサイズが日本の規格と異なること
販売されているベビー布団のサイズは
120cm × 70cm
これは日本の規格(?)ようです。
日本製のベビーベッドはこのサイズの布団がピッタリはまるものが多いです。
しかし、IKEAのベビーベッドのサイズは
120cm × 60cm
横幅が10cm短くなっています。
サイズの合ったIKEAのベビー布団を購入すれば問題ありませんが、
我が家では「120cm×70cmのベビー布団」を購入済みでしたので
手持ちのベビー布団を使用できるかが問題になりました。
手持ちのベビー布団の幅が10cm大きいですが
柵を片側外して使用するなら布団が10cmはみだしても
問題ないと判断しました。
•キャスターがついていないこと
•ベッド下に物を置く棚がついていないこと
先輩ママ(友人)は、ベビーベッドのメリットとして
・キャスターがあれば自分の近くにベッドを簡単に移動できる
・手軽に掃除できる
・ベッド下の収納はおむつ、小物置きに便利
と言っていました。
これはわたしたちが我慢できる範囲なのか?
という問題なので大丈夫と判断しました。
実際に使ってみて…
上記で綴った購入前に考えていた不安要素は
実際に部屋に置いて使用することで購入前の想定と違ったことがありました。
•サイドの柵を下ろすことができないこと
購入前は柵を外して使おうと思っていましたが
実際は柵を外さずに使用しています。
あかちゃんは現在2ヶ月ですが、
今のところ、柵を下ろせなくても特別な辛さは感じません。
これは体重が増加すると辛くなるのかもしれませんね。腰が…
このベビーベッドの重量は20kgほどですが
フローリングの床の上にそのまま置いているので
少し押しただけで簡単に動きます。(横滑り)
大人ベッドと並べて使用しているのですが
気づくと大人ベッドとベビーベッドが少し離れていることがあります。
まだ2ヶ月なので寝返りはできませんが
少しの隙間が心配です。
大人ベッドとベビーベッドの脚をしっかり固定できる環境であれば
大丈夫かもしれませんが我が家ではそれができません。
(【加筆】100均などで購入できる滑り止めマットをベビーベッドの脚の下に敷くとかなり改善されました。)
もうひとつ柵をつけたままでよかったことは
大人の掛け布団がベビーベッドの中に入らないこと。
寝相が悪いのか、掛け布団を蹴飛ばすことが多々あります。
柵が無いとその布団がベビーベッド側に行ってしまうことが考えられます。
その布団があかちゃんの上に乗ってしまうと大変です。
柵があればその心配がありません。
•ベッドのサイズが日本の規格と異なること
柵を取り外して使用することで問題解決していたので柵を取り付けて使用すると
手持ちのベビー布団を使用することができません。
敷き布団はベビーベッドにぴったりのサイズでないといけないので
手持ちの敷き布団は使用せず、
IKEAでベビーベッドに使用できる専用の敷きマットを購入しました。
敷きマットに専用のシーツを付け、2重ガーゼの布を敷いています。
掛け布団は手持ちのベビー布団を使用することにしました。
ボックスシーツなので簡単に取付できるのがありがたいです。


使用していない敷き布団は実家でのお泊まり用にしています。
•キャスターがついていないこと
全く問題ありません(笑)
そもそもそんな広い家ではありません。
我が家ではいらない心配でした。
夜寝るときはベビーベッド、昼間リビングにいるときはこちらで寝ています。
西松屋で購入しました。

ぬいぐるみがぶら下がっているバーとサンフードは取り外しています。
軽いので実家へ持っていくこともあります。
フローリングへの直置きは傷が心配なので(賃貸なので…)クッション性のある組み合わせマットを敷いています。

•ベッド下に物を置く棚がついていないこと
棚はありませんが、開いているスペースに無印良品の衣装ケースを置いています。
高さ18cmのものがぴったり入りました。

こちらのケースが3つ入ります。

衣装ケースを入れると見た目がよくないのですが、
あかちゃんの洋服を入れる家具をまだ購入していないので
一時的にこちらへ収納しています。
意外とよかったこと
こちらのベビーベッドは両サイドは柵なのですが
頭と足の部分は板になっています。

板の方向から見ると結構な圧迫感があります。
全て柵であればこの圧迫感はもう少し軽減されるのに…と思っていました。
でも実際に生活してみて、この部分は 板でよかったなと思ました。
リビングで照明をつけていてもこの板のおかげでいい感じにあかちゃんに光があたりません。
圧迫感は慣れればさほど気にならなくなりました。
環境が変われば考え方は変わる
あかちゃんはベッドで寝てくれるか?
今のところ問題なく寝てくれています。
いろいろ綴りましたが、これが買ってよかったと思える最大の理由です。
まだあかちゃんがいなかった頃。
自分たちの好きな家具を購入して生活していました。
多少使い勝手が悪くても気に入ったものに囲まれての生活です。
あかちゃんがやってきて、安全なもの、使い勝手のいいものを選択することが
重要になってくると今までの考えと温度差が出てきます。
もちろんあかちゃんは大事だけど、夫婦の価値観も大事。
「あーでもない、こーでもない」「こうすれば使える!」
と今までとは違う角度から家具の選別や配置を考えることは
あかちゃんがきてくれたおかげの幸せな悩みかもしれません。
そう思えるまでかなりの葛藤がありました。(笑)
まぁ、お金をかければ解決できるんですけどね…それはなかなかです。